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ターゲットイヤーファンドとは?ターゲットイヤーファンドが長期投資に向かない理由を紹介します

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ターゲットイヤーファンドをご存知でしょうか?

「ファンド」と付いているので投資信託の一種だということは何となく想像できるかと思います。

ターゲットイヤーファンドの売り文句は「年齢によってリスクを変化させ、1本で長期運用が可能なので初心者には便利な投資信託」です。

しかしながら、ターゲットイヤーファンドは長期投資に決して向かない問題を抱えていることを書いていきます。

ターゲットイヤーファンドとは?

一般的に投資の原則として、「若いうちはある程度リスクを高めて、定年後はリスクを取らずに運用すること」が望ましいと言われています。

20代の頃は株式の投資比率を70%以上で運用するリスクも許容できますが、60~70代になってからハイリスクなポートフォリオで運用していると、株価の下落によって資産が大きく減ってしまったときに、それをカバーできる時間が足り亡くなってしまう可能性があります。

したがって、一般的には年齢が上がっていくにつれて、徐々にリスク資産への投資比率を下げていきます。

現在、僕の投資信託のポートフォリオは株式比率60%ですが、これは「20代のうちから積み立て投資をしている」という時間的メリットを活かした資産比率です。

ただ、「自分で徐々に資産比率を変えていくのは手間だ!」という方のために、1本の投資信託の中で自動的に資産比率の調整を実現してくれるのがターゲットイヤーファンドです。

ターゲットイヤーファンドの数字は?

ターゲットイヤーファンドの名称には「ターゲットイヤー2030」のように必ず西暦が付いています。

これは、「2030年に向けてリスク資産の組み入れをできる限りゼロまで引き下げていくよ!」ということを表しています。

自分が定年になる西暦に近いターゲットイヤーファンドを選択することで、自動的にその年に合わせてリスク資産の投資比率を調整してくれるので便利ですね。

60歳が定年だとすると、僕の場合は2050年に向けたターゲットイヤーファンドが適していますね!

定年まであと34年間あると考えると気が遠くなります…

話を戻しますと、「自分で何もしなくていい」という簡便さは資産運用初心者にとって非常にありがたいことですね。

ただ、それはあくまでもファンドが20年後、30年後も運用し続けていられればの話です。

ターゲットイヤーファンドの問題

ターゲットイヤーファンドの問題となるのは、ターゲットイヤーまでかなりの時間を残しているにもかかわらず、繰り上げ償還によってファンドの運用が強制的に終了してしまうことです。

つい先日、「PRUグッドライフ2030」が繰り上げ償還されました。

2030年に向けたターゲットイヤーファンドにもかかわらず、13年の時間を残して強制終了しました。

実際にこのファンドを購入していた人はどう思うでしょうか?

長期運用を前提に購入したファンドなのに、運用会社の都合で運用を突然打ち切られてしまうのです。

名前に「グッドライフ」を使ってしまっているのが、あまりにも皮肉なことだと思います。

なぜ繰り上げ償還されるのか?

投資信託が繰り上げ償還される理由は、純資産総額総額があまりにも少ないからです。

純資産総額の規模が小さいと、運用会社の得られる利益が少なくなり支障をきたします。

どれだけ運用を続けても赤字になってしまうため、投資信託会社は繰り上げ償還という選択肢しか残されなくなってしまうのです。

繰り上げ償還時に購入時の基準価額と比べて低い価額だった場合、当然マイナスリターンとなってしまいます。

こうした事態は個人投資家にとって決して歓迎できることではありません。

まとめ

いかかでしたでしょうか?

ターゲットイヤーファンドは一見便利でそうで初心者向けの投資信託に思えます。

しかしながら、決して長期投資には向いていないファンドであることは明らかです。

ターゲットイヤーファンドのように全ての運用を他人に任せてしまうのではなく、自分自身でマネーリテラシーを身に付け、ポートフォリオを考えるのも楽しみながら、長期の資産形成をしていくことが必要だと思います。

何か一つでも参考になれば幸いです。

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